東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

〒198-0041 東京都青梅市勝沼3丁目111
TEL:0428-22-4461
営業時間:月~金 9:00~19:00/土 9:00~12:00
定休日:日曜・祝日

2020.10.04

ハンコの知識

そもそも篆刻(てんこく)とは何?

「篆刻」とは、篆書体(てんしょたい)の文字をはんことして刻むことです。
はんこの材料としては象牙や石やつげなどが用いられます。(当店の篆刻体験教室では石を使います
有名な国宝「漢委奴国王」の金印は金で作られています。(当店にレプリカがあります。触れます )

国宝「漢委奴国王」金印
「漢委奴国王」の印影

「篆書体」とは、中国を統一した秦の始皇帝が当時ばらばらだった文字を統一し、「小篆」(しょうてん)と呼ぶ書体を作りました。この小篆とそれに関連(派生)する書体を篆書体とびます。
そのため当時の公的な文書では篆書体が使われ、今でも公印で使われている書体です。日本の紙幣に捺されている印は篆書体です。

紙幣の表には篆書体で「総裁之印」と捺印されている
紙幣の裏には篆書体で「発券局長」 と捺印されている
日本のパスポートにも篆書体で「日本国旅券」と記されている

書道はもちろんのこと、絵手紙や年賀状、短冊、ちぎり絵、水彩画、水墨画、色紙など落款印 (らっかんいん) を捺す場面は結構あります。書籍に捺す蔵書印も篆刻印の一つです。
篆刻教室で作った落款印をご自分の書道や絵画の作品に捺してみてはどうでしょうか。作品が引き締まり、作品の印象が上がること間違いなしです。
捺したときのワクワク感や満足感はクセになります。

当店の篆刻体験教室

当店では「篆刻体験教室」を開催し、皆様に「はんこ文化」の良さ、楽しさを実感していただく機会を設けています。

当店の篆刻体験教室の講師は、日本篆刻の第一人者、「黄綬褒章受章」「現代の名工」として有名な間宮壽石先生です。初心者向けに楽しくてわかりやすい指導が好評です。

今まで小学生から大人まで多数参加されています。一人でも、親子や友達同士でも参加できます。(実際の篆刻体験教室の様子はこちらからご覧ください)

始める前は、「石に彫るのは硬くてムズカシイんじゃないか」と考えてしまいます。ところがやってみると、「けっこう簡単!」「たのしい!!」「またやってみたい!!!」という声をたくさん聞きます。

篆刻の作業工程

篆刻作業は、大まかに次の工程があります。
1.石の印面を平らに削る(磨く)
2.文字を決める
3.字形(配置、デザイン)を決める
4.紙に印稿を書き、石に転写する(石に直接、印稿を書き込む場合もあります)
5.石の印面を彫る
6.捺してみる (→5と6を繰り返す)
7.仕上げ
8.捺印

当店で実施する篆刻体験教室では、初心者の方にはこの工程2.5.6.8の工程を体験していただきます。難しいところは先生が作業してくださるので、生徒は「石に字を彫る」という基本を体験することができます。

どんな文字を彫りたいをあらかじめ決めてこられると作業が早く始められます。篆書体のどの形が良いかなど、当日先生に相談しながら決めることもできます。
何回か経験して慣れてきたら、ほかの工程にもチャレンジすることができます。
一人ひとりに合わせて、先生が指導してくださいます。

篆刻で使う石はどんな石?

当店では、主に青田石(せいでんせき)を使っています。うすい緑色をしていて、初心者には削りやすい石です。その他、巴林石(ぱりんせき)、寿山石(じゅざんせき)なども使用します。 石は全て中国産出です。

左が青田石、右が寿山石

大きさは長さが50mm前後で、印面のサイズが10mm角から50mm角くらいまで様々です。初心者向けには12mm角や15mm角が良いでしょう。断面が正方形の角型が多いですが、目的によって長方形の印材も使われます。
大きさの目安についてはこちらを参考にしてください。

インターネットでは安い印材が出回っていますが、中には石の中に硬い粒子が入っていて篆刻には適さないものもあります。当店では適正な価格で良質の印材を信頼できる業者から仕入れていますのでご安心ください。
篆刻用の石については、いつか別にお話ししたいと思っています。

忙しい現代に必要な時間
全てを忘れて集中できます

忙しい毎日を送る私たちですが、篆刻教室に参加している時間はとても集中して、全てを忘れて没頭することができる貴重な時間です。
一人でも楽しく参加することができます。またご家族や友人と一緒に参加すると良い体験になりますよ。
ぜひ、篆刻を体験してみてください。

詳しくは「篆刻体験教室」をご覧ください。
お申込み、お問い合わせは、ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)で。