東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

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2025.12.19

イベント情報

2025/12/13 篆刻教室の様子

2025/12/13(土)の篆刻教室の様子をお知らせします。会場は、S&Dたまぐーセンターの4階・ミ―ティングルームAでした。

参加者は午前クラス2名、午後クラス3名、合計5名でした。初めて参加された方はいらっしゃいませんでした。今日は人数が少なめでしたね。来てくださったみなさん、ありがとうございます。

12/13 午前クラスの様子
12/13 午後クラスの様子

今日の制作は、
15ミリ朱文「漢字一文字」が2個(→1個は次回に継続)、
15ミリ朱文「かな三文字」が2個、
10ミリ白文「漢字一文字」が1個、
でした。
(白文と朱文についてはこちら

出来上がった作品はこちらです。

左「しゅん」、右「仁」
左「純」、右「えいと」

今回は、くしくも「ひらがな3文字」が2個ありました。それぞれレイアウトを工夫して面白いですね。
「仁」の字もニンベンが右のつくりを囲むように伸びていて面白いです。

「仁」の字について「字統」(白川静著)で調べてみると、(一部抜粋)「人と二とに従う。説文に『親なり』と親愛の義とする。儒家が人の最高の徳とするもの。金文や古陶文の字形は人の後の下に二小点を加えるもので、しきものの衽席(じんせき)の象であろう。衽席の安舒(あんじょ)の意より、引伸して和親・慈愛の義を生じたもので、ついに孔子学派によって最高の徳目にまで高められていったものであろう。」とあります。
現代文に書き換えると”「仁」という漢字は、「人」と「二」の組み合わせでできています。『説文解字』(中国最古の字典)では、「親なり」と説明され、親しみ愛する意味だとされています。儒教では、これを人間の最高の徳と考えています。金文(青銅器の銘文)や古い陶器の文字を見ると、「人」の下に小さな点が二つ添えられた形をしています。これは、おそらく寝具や座布団のような「衽席(じんせき)」の形を表したものだと考えられます。衽席がもたらす「安らかで心地よい」というイメージから、転じて「和やかで親しむ」「慈しみ愛する」という意味が生まれ、最後には孔子学派によって最高の徳目にまで高められたのでしょう。”

古代の「仁」

今後の篆刻教室の開催スケジュール・会場についてはこちらのページをご覧ください。

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※ 篆刻体験教室は、竹田印店と青梅寿石会が共同で開催しています。
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