東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店
2023.05.17
イベント情報5/13(土)の篆刻体験教室の様子をお知らせします。参加人数は午前5名、午後5名(うち2名は午前から続けて参加)の合計10名です。初めて参加された方は1名でした。
今日の作品は、サイズや文字数、彫り方(朱・白)が皆さん異なっていました。全員異なるというのも珍しいです。
25mm白文枠付き「漢字1文字」が1個、
24x12mm朱文「漢字2文字」が1個、
20mm朱文「漢字3文字」が1個、
15mm白文「ひらがな3文字」が1個、「漢字2文字」が1個、「漢字1文字」が1個、
15mm朱文「漢字2文字」が1個、「漢字1文字」が1個、
12mm朱文「漢字2文字」が1個でした。
書道をされている方は、引首印(または関防印)という名前を聞いたことがあるかもしれません。今回は引首印として24x12mmの縦長の印材に漢字2文字を彫られた生徒さんがいます。残念ながら完成まで至らず、やり直しとなってしまいました。次回、再チャレンジする予定です。
(引首印については、以前の教室でもご紹介しています)
また「白文枠付き」というのは、正式名称ではありません。通常、白文には枠がなく、朱文には枠があります。しかし白文にも枠を付けて全体を引き締まった印象にすることがあります。例えば有名な篆刻家・河井荃廬(かわい せんろ)の作品が篆刻の教科書に載っていました。(白文と朱文については、こちらをご覧ください)
清代最後の文人といわれた中国の書画・篆刻の大家、呉昌碩(ごしょうせき)の唯一の日本人の弟子が河井荃廬でした。そして、河井荃廬の弟子のひとりが石井雙石(いしいそうせき)で、石井雙石の孫弟子にあたるのが、この篆刻体験教室の講師をしてくださっている間宮寿石先生です。
篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。初心者大歓迎です。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。