12/11 篆刻体験教室の様子

間宮寿石先生の篆刻体験教室が好評のため、2021年12月11日（土）に日程を追加して開催いたしました。
午前3名、午後2名の参加でした。今回は皆さん2回以上の参加経験者ばかりでしたので、すぐに彫りはじめました。

篆刻の作業は、最初に彫りたい字を決め、朱文か白文かを決めます。そして石材の印面に鏡文字を書き入れ（字入れ）ます。この字入れが終わって、ようやく彫りはじめます。石の大きさはその印を捺す対象作品の大きさによって、また文字の複雑さや文字数と本人の習熟度も考慮して決めます。当店の篆刻教室でも同じ工程で進めますが、ほとんどの場合、間宮先生が字入れを行ってくださいますが、ご自分で字入れをされる生徒さんもいらっしゃいます。

今日の作品は、10mm角で漢字一文字が二つ、12mm角で漢字二文字が一つ、15㎜角で漢字二文字が一つ、20mm角で漢字3文字が一つでした。最初は白文をお勧めしていますが、慣れてくると朱文に挑戦します。しかし、朱文は簡単ではありません。生徒の皆さんも朱文を彫り始めたときに難易度が増したことを実感されているようです。1回でできなければ次月に引き続き2回目で仕上げることもできますし、自宅に道具をお持ちであれば持ち帰って続きを彫ることもできます。自由度が高いことが当店の篆刻体験教室の特徴でもあります。

当店の篆刻教室に来てくださるお客様は青梅線沿線から中央線沿いにお住まいの方が多いようですが、今回の生徒さんの一人は、板橋区からわざわざ来てくださっています。ありがとうございます。
当店のように気軽に参加でき、しかも黄綬褒章受章の先生に教えていただける篆刻教室は、なかなかありません。間宮先生の気さくな人柄のおかげです。

篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話（0428-22-4461）でお申込み・お問い合わせください。いつでも、何度でも参加できます。