東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

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2022.05.20

イベント情報

5/18 篆刻体験教室の様子

2022年5月18日(水)の篆刻体験教室の様子をお知らせします。
午前5名、午後4名の合計9名参加。そのうち初めての参加が3名でした。

今日の参加者の参加回数を振り返って調べてみると、8回目x1名、7回目x2名、6回目x1名、3回目x1名、2回目x1名、1回目x3名という結果でした。
8回目の方は、昨年からほぼ毎月参加されています。一方で、半年ぶりに参加された方もいらっしゃいます。皆さん楽しく篆刻が出来たようです。HP上で笑顔の写真をお見せ出来ないのが残念です。

5/18午前クラスの様子
5/18午後クラスの様子

前回は時間内に終わらなかった方がいらっしゃいましたが、今回は全員完成させることが出来ました。終わってからすぐに帰らずに、しばらく間宮先生と歓談の時間がありました。

技術の習得度合いは人によるのですが、多くの人は1回目2回目は少し苦労して、3回目くらいにようやく彫り方のコツがわかってくるようです。そのため1回で終わってしまうのはとても残念です。もし、彫りたい字が彫れたので1回で満足されたのなら良いのですが、うまくできなくてつまらなかったと思って(そのように声に出される方は一人もいませんが)1回でやめてしまった人がいたとしたら、教室を運営している側としては申し訳なく思います。もし気になる点があればメールでも電話でも良いので、是非フィードバックしていただければ有難いです。

今日初めて参加された方々は、1人は日程調整中で、あとの2人は次の予約をして頂けたのでご満足いただけたのかなと思います。

【参考写真】間宮寿石先生の落款印

間宮先生のお話によると、初めは上手な人だなと思った人でもある程度回数を重ねると急に下手になる人がいるそうです。実は下手になったのではなくて自分の彫り方を見つけようとして試行錯誤した結果です。初めてのときは鉄筆(彫刻刀)の扱い方や力の入れ具合が分からなくて苦労しますが、それが分かってくると先生の書かれた筆字の形の通りに彫れるようになって面白くなります。そして、次の段階でスランプがやってくるのです。どんな芸術でも同じ道をたどると思います。それを乗り越えた人のみ新しい世界を見ることができます。

剣道や茶道でも「守破離」と言われます。
『剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。』(goo国語辞書より)

間宮先生はよく「うまくできた」「味がある」とほめてくださいます。スランプの時、自分のどこを見てそのように先生が言われたのかを振り返ってみて、自分の良さを忘れないでそれを伸ばしていけるように頑張ってほしいと思います。
「初心忘るべからず」(世阿弥のことば)ですね。

篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。