東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店
2024.09.26
その他オーダーグッズビジネスショー第2日目が終わりました。速報です。(1日目の速報はこちら)
2日目もたくさんの同業者(はんこ屋さん)との出会いがありました。本日の名刺交換は12名でした。2日間で合計24枚の名刺を受けとりました。ただし途中で私の名刺が無くなってしまい、受け取るだけになってしまった方には申し分かりませんでした。
印章組合に所属している・いないに関係なく、全国で頑張っているはんこ屋さん仲間がいるということを実感しました。印章業界全体の高齢化が進んでいることは間違いありませんが、その中でも若い方たちも頑張っているということも分かりました。沖縄のはんこ屋さんは、若い女性なのですが、技術を磨いて二級印章彫刻技能士の試験を受けたいとおっしゃっていました。嬉しい限りです。皆さんとお話ししていて、こちらも元気をたくさんいただきました。
【来場者数報告】
・開催年月日:2024年9月25日(水)~26日 (木)
・会場:東京 池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館2F)
・来場・受付登録者数 2日間計 1,989名
(内訳)
9月25日(水) 959名
9月26日(木) 1,030名
【出展社数】
・一般出展社 67社
・クリエイターゾーン出展社 19社
全国ほとんどのはんこ屋さんが機械彫り、手仕上げという状況でも、完全手彫りで実印を作りたいというニーズは確実に存在するということも分かりました。コンピュータや彫刻機械の性能が向上し、誰が作ってもきれいなハンコが出来上がるようになると、逆にハンコの価値は低下してしまったのではないでしょうか。唯一無二と言いながら誰が彫っても同じハンコができるという時代は、本物が見直される時代でもあると思います。間宮先生の手彫り印章の素晴らしい技術を後世に継承していきたいと思いました。
一方、ハンコ不要と叫ぶ愚かな大臣がいたおかげで業界は大打撃を受けました。今回出会ったハンコ屋さんからは異口同音にその経営の苦しさを感じました。後継者不足ではんこ屋さんの廃業が進めば、今後は間宮先生のような方は現れないかもしれないとも感じました。そう思うと、今回制作した「私の印影集」は間宮先生の技術を後世に残す貴重な証拠となるのではないかと思います。間宮先生の偉大さを再認識しました。
ビジネスとしては、実印のご注文、御朱印のご注文などを頂き、また手彫り実印の取引を希望される業者様が数件あり、今後の発展の糸口をつかむことが出来ました。埼玉県のはんこ屋さんからはぜひ自分のところで篆刻体験教室をやってみたいので、協力して欲しいというお話も頂きました。
今回のOGBSの主催者は『(株)ゲンダイ出版』といい、印章業界の月刊雑誌「現代印章」の出版元でもあります。その「現代印章」の編集担当者から、来年の雑誌に間宮先生の印影を3回にわたって掲載したいという申し入れがありました。間宮先生は快く引き受けられました。どんな印影、どんな紹介文が掲載されるのか楽しみです。これについては具体化したときに、別途、お知らせしたいと思います。
後片付けを終えて、青梅への帰途につきました。間宮先生と二人で帰りの電車では、無言で心地よい疲れを感じながら揺れていました。今回、思い切って展示会へ参加して本当によかったと思いました。
差し入れをくださった方にも感謝申し上げます。
今回の展示会に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。行きたくても平日のため難しいという方もいらっしゃいました。今回に限らず、日々の皆様の応援とご協力に心から感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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