東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店
2021.04.07
その他かつて青梅市は映画の街でした。市内には青梅大映、青梅キネマ、青梅セントラルという3軒の映画館があり賑わいを見せていました。やがて時代の流れと共に次々と閉館になり、昭和48年にはとうとう1軒もなくなってしまいました。
つい最近まで青梅市内には大きな映画看板がいくつもありました。その大きな看板を描かかれたのが、 その当時から活躍されていた映画看板師の「板観(ばんかん)」さんです。残念ながら2018年2月にお亡くなりになられ、後継者がいなくなってしまいました。
こちらの本には「板観さん」のことが詳しく書かれています。
ちょっと見てみたい方は当店にありますのでお読みいただけます。
また同年秋に都内を直撃した台風24号の強風の影響で、複数の大型看板に被害が出て、安全確保のために大きな看板が撤去されました。 日本の伝統文化がまた一つ失われるようで本当に残念です。
しかし今でも青梅市内には小さな映画看板があちこちに掲げられています。当店もこんな看板を掲げています。
そして、青梅市に映画館が無くなって約50年、再び映画館が戻ってきました。「映画館シネマネコ」が2021年5月2日にオープンします。
シネマネコ←住所や地図はこちらをご覧ください。
青梅織物工業協同組合の敷地内にある、旧都立繊維試験場を改修して映画館として利用します。この建物は昭和初期に建設され、平成28年11月29日に国登録有形文化財に登録され、青梅の織物文化、物作りの香りが残る歴史的建造物です。
入場料には、「シニア割引」や「レディースデイ」など各種割引もあるようです。面白いのは、毎月2日,12日,22日は「ネコデイ」割引があります。詳しくは シネマネコ でご確認ください。
遠くまでわざわざ行かなくても青梅市内で大画面の映画を楽しむことができます。また 映画館のほかに、カフェも併設されるそうです。 大人だけではなく子供にも楽める映画館になりそうです。
2/2~4/30日の期間内でクラウドファンディングも実施中です。
詳細は、こちらをご参照ください。
先ほど「街プレ」2021/4/8号にシネマネコの記事を発見しました。
それによると、開館第一弾の上映作品は、なんと!あのジブリ作品「猫の恩返し」に決定したそうです。楽しみですね。