東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

〒198-0041 東京都青梅市勝沼3丁目111
TEL:0428-22-4461
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定休日:日曜・祝日

2023.05.19

イベント情報

「梅の小枝印の彫刻体験」生徒募集開始です

2023年6月より、篆刻体験教室と同時開催で「梅の小枝印の彫刻体験」を行います。「梅の小枝印の彫刻体験」を希望する生徒さんを募集します。世界でたった一つの「梅の小枝印」を彫ってみませんか?

梅の小枝印」は当店オリジナルのはんこで、青梅市のふるさと納税の返礼品に登録されています。これまでにも、たくさんの方からご注文を受けて、間宮先生が彫ってくださいました。

5月15日発売の雑誌「BALL.VOL.6」に掲載されているように、6月からこの当店のオリジナル商品である「梅の小枝印」を自分で彫ることができます。(3/17けやき出版から雑誌の取材を受けた時のレポートはこちらです。)

6月から篆刻体験教室の1クラスの定員が10名に倍増しますので、従来の石の篆刻体験教室と同時に同じ場所で「梅の小枝印の彫刻体験」を行います。

梅の小枝印とは

梅の小枝印の印材例(左6個は皮なし、右6個は皮つき)

「梅の小枝印」は、伐採してから3年以上乾燥させて水分を除いたものを使用します。小枝印には表面の皮を残したものと皮をはぎ取ったものがあります。中心には反りを防ぎ強度を増すために竹の芯を入れてあります。全体には松ヤニを塗り、光沢と手触りを良くしています。これで、松・竹・梅が揃った縁起物となります。可愛いストラップ付です。

これらは手作りのため、一つひとつの色や形、ストラップ形状が異なります。在庫の中からご希望のものをお選びください。

印面の中心に竹の芯が見えます

詳しい彫り方は、教室での指導に譲りますが、大まかには「字入れ」「荒彫り」「仕上げ」の順に進むことは、石の篆刻と同じです。教室では間宮先生が「字入れ」「仕上げ」をしてくださるので、生徒さんは「荒彫り」作業を行います。

字入れ

印面をトクサ板で平らにしてから、朱墨を塗ります。彫りたい字は1~4文字程度、生徒さんのご希望を伺って間宮先生が字入れをしてくださいます。文字数が多くなると難しくなるので、初めての方は1~2文字をお勧めします。間宮先生がご相談に乗ってくださいます。

印面に字入れをしているところ

彫る(荒彫り、仕上げ)

石を彫るときは鉄筆を使用しましたが、梅の小枝を彫るときは「印刀」という専用の彫刻刀を使用します。

左側が印刀の刃先

印刀は、鉄製の刃の両側を木製の柄で挟み、柄の周りを籐づるで巻いたものです。職人の手作りです。

印刀は、先端の幅に応じて10号から1号までありますが、彫刻体験では大・中・小・の3種類を使います。その他「仕上げ刀」という最終仕上げを行う印刀も使います。実際の印刀は印章店の職人が使いやすい幅に研いでいます。

左から、6号、3号、1号の印刀の刃先
仕上げ刀の刃先

彫るときには、篆刻台に小枝印をはさみ、刃の下に「当て木」をあてて「てこ」の支点とし、印刀の刃先を下から上に動かして彫ります。当て木には使いやすい厚さの適当な木を使用します。

当て木をあててテコのように彫る

梅の小枝印の彫り方は基本的に朱文です。文字を残して、その周りを彫ります。

荒彫りを生徒さんが行った後、仕上げを間宮先生が行ってくださいます。

押印

仕上げが終われば完成です。出来上がった世界で一つの「梅の小枝印」を押してみましょう。

荒彫りの段階でも、何度も彫っては押しを繰り返します。多少不格好でも、自分が彫った世界で一つの梅の小枝印です。出来上がったときは、とても嬉しいものです。何にでも押したくなります。

親しい人へのプレゼントとしても、とても喜ばれます。外国人の方には、お名前を漢字に変換して彫ることをお勧めします。(名前によりますが、文字数が多くなると難しいので、間宮先生にご注文頂くことをお勧めします)

これを機会に「梅の小枝印の彫刻体験」を希望する生徒さんを歓迎します。なお、「梅の小枝印の彫刻体験」は参加費と指導料を合わせて3,000円です。

「梅の小枝印の彫刻体験」「篆刻体験教室」に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。初心者大歓迎です。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。