東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店
2023.03.28
イベント情報2023年3月22日(水)の篆刻体験教室の様子をお知らせします。参加人数は午前4名、午後5名で合計9名でした。新規参加は3名でした。先週と同様に(偶然ですが)姉妹で参加されたご婦人たちがいらっしゃいました。参加いただいた皆さん、本当にありがとうございます。
今日完成した作品は、先週とは異なり、小さいサイズが多かったですね。
15mm白文「漢字1文字」が2個、15mm白文「ひらがな2文字」が1個、12mm朱文「漢字2文字」が1個、12mm白文「漢字1文字」が1個、10mm白文「漢字3文字」が1個、10mm白文「漢字1文字」が1個でした。次回へ継続が4個ありました。難しいレベルに挑戦しているからなのか、自分で納得するまでやりたいという思いが強いのか、このごろは1回で完成せず次回に持ち越しが増えてきました。
今日は、教室で使用しているシヤチハタの印泥(鯱旗印肉(公用))や篆刻の教科書が良く売れました。自宅でも篆刻を勉強しようという意欲があって素晴らしいですね。
高価な中国製の印泥(箭鏃)をお持ちの生徒さんが、油が硬くなってうまく捺せないと言って見せてくださいました。印泥は夏は油が融けてゆるくなり、冬は油がたまり固くなるという性質があります。また、使用して朱が薄くなってきたら、新品に買い替える必要がります。その点、鯱旗印肉(公用)は冬でも固くなりにくく、色が薄くなったら朱の油を追加して使い続けることができるので大変使い勝手が良い商品です。サイズは内径約55mmで、実用上は十分です。
なお、印泥は購入時には印泥が平らになっていますが、へらなどで周りを盛り上げて中央に集め、お団子形状にして使用すると使いやすくなります。使っているうちに中央がへこんで来たら、また周りから中央に寄せ集め中央を盛り上げます。油は下に沈みやすいので上下を入れ替えることも大切ですが、あまり頻繁に練るとヘラについた朱の油がもったいないので、頻度を少なくして、小さいヘラを使うと良いでしょう。
色が薄くなったら朱の油を追加して、朱の油が全体に均等に混ざるように練ります。
なお、朱の油は数種類あり、間違った朱の油を使用すると変質する可能性がありますので、型番を確認して使用してください。
篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。初心者大歓迎です。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。