東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

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2022.10.06

イベント情報

10/1 篆刻体験教室の様子

2022年10月1日(土)の篆刻体験教室の様子をお知らせします。この頃の土曜日は予約で満席のことも多いのですが、今回は3名のキャンセルがあり、結果として先週に引き続き少人数の落ち着いた篆刻体験教室となりました。参加者は、午前2名、午後3名でした。初めて参加された方が1名です。

10/1 午前クラスの様子
10/1 午後クラスの様子

午前の生徒さんは「信」の字を間宮先生から指摘を受けて何度も修正されていましたが、最後にはとても上手に彫っておられました。干支を順番に彫っておられる生徒さんは今回は「申」でした。
午後の一人の生徒さんは前回の続きの「壽」21ミリと「裕」10ミリの2本を彫られました。もう一人はご自分のお名前の漢字2文字を丁寧に彫られました。

今回は間宮先生の特別指導で、「ゴム印彫刻」を習った生徒さんがいらっしゃいました。近年は「消しゴムはんこ」を作られている方もいらっしゃると思います。「消しゴムはんこ」は手軽に始められますが、細かい部分を彫るのが難しいのと劣化してしまうので長く使うことが出来ません。

間宮先生の美しい手彫りゴム印の作品例

上記のゴム印彫刻は画像取り込み作業の都合できれいに取り込むことが出来ていませんが、実物の細かさと繊細な筆遣いはゴム印とは思えないほどの素晴らしい作品です。昔のはんこ屋さんは、皆、手彫りゴム印の技術を持っていましたが、近年はゴム印作成が機械化されて、手彫りゴム印の技術は大変貴重なものとなりました。

間宮先生はゴム印彫刻でも日本一になられています。(昭和59年 第3回技能グランプリ/印章彫刻職種・ゴム印の部 第1位労働大臣賞)

今回は、手彫りゴム印を作ってみたいという生徒さんがいて、間宮先生から直接手ほどきを受けて練習を始めました。

彫刻されたゴム板の例

ゴム印彫刻は厚さ2ミリ程度の専用のゴム板に墨で原稿を書き、文字の境界をカッターで丁寧に縁取りした後、ピンセットで文字の周りのゴムをつまみながら、カッターで不要なゴムの下側を切ります。ゴムの厚さの半分位を切りますが、なかなか難しいです。カッターの切れ味がすぐに悪くなるので、一定時間作業した後、刃を研ぎながら作業をするほどです。

ナイフの削り跡が美しい波模様となる

練習用に直線の周りをそぎ落としている(音声なし)

この記事を見ている皆さん、「消しゴムはんこ」の次は「ゴム印彫刻」に挑戦してみるのも面白いですよ。間宮先生の篆刻教室は石の篆刻だけでなく、希望者がいればゴム印彫刻も教えていただけます。
ご希望の方は篆刻教室で「ゴム印彫刻希望」と申し込んでください。

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