東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

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2021.03.11

商品について

「江差追分」のはんこを作りました!

皆さん「江差追分」をご存じですか?
北海道の江差地方の民謡ですが、日本全国はもとより世界中で愛されている民謡です。
昭和38年から毎年、全国大会が開催されています。これは単一民謡の全国大会としては日本で最も歴史のある大会です(昨年はコロナの影響で中止)。

先人が蝦夷地の厳しい自然と闘い生き抜いた、北国の風土を唄いこんだ唄は、聴く人の心を癒し、勇気を与えてくれます。
江差追分は人々の心をひきつける不思議な唄です。
一度聴いて惚れ、二度聴いて酔い、三度聴いて涙する、と言われています。
ぜひ一度、聴いてみてください。
【公式】江差追分PR動画はこちら。
https://youtu.be/ZDjRQnHBMgk
「江差追分」については、こちらをご覧ください。
http://esashi-oiwake.com/

一人でも多くの方に「江差追分」を聴いていただけるとうれしいです。

さて先日、「江差追分」の関係者の方から、追分の歌詞を彫った印を作ってほしいというご依頼を受けました。
どうしてご依頼を受けることになったかを話すと長くなるのですが、ご依頼者のご祖父様の遺品で大切にされていた羽織に刺繍が施してあり、その刺繍が印鑑のように見えたので、当店に判読のご依頼がありました。調べてみると西郷隆盛と渡辺崋山の落款印であることが分かりました。
それらのいわれについて調べて、ご回答をお送りしたところ大変喜んでいただきました。
そしてお互いに何か御縁を感じ、「江差追分」の印鑑を作りたいという話になりました。

何度かやり取りして内容を検討し、当店オリジナルの「梅の小枝印」に「江差追分」の歌詞を彫り込んでお作りすることになりました。
追分の歌詞は何通りもありますが、今回は次の2つのご依頼をいただきました。

”かもめの 鳴く音に ふとめをさまし あれがエゾ地の 山かいな”
”忍路(おしょろ)高島 およびもないが せめて歌棄(うたすつ) 磯谷まで”

制作を担当される間宮寿石先生にも「江差追分」を聞いていただき、そのイメージを印鑑に表現してくださいました。
出来上がった印鑑がこちらです。(ご依頼者様の許可を得て掲載しています)

(無断転載を禁じます)

印面から「江差追分」のつやのある歌声を感じていただけるでしょうか。
今回は、梅の小枝印(大)でお作りしました。直径が約4cm(長い部分)です。

(追記:2021/4/23)
3個目のご注文を受けました。詳細はこちらでご覧ください)


同じ大きさで、このような当店のはんこもございます。

梅の小枝印には(大)直径約3.5cm、(中)直径約2.5cm、(小)直径約1.5cmの3種類がございます。ただし天然の枝のためサイズにはばらつきがございます。梅の小枝印についてはこちらをご覧ください。
当店では、梅の小枝印でお名前の印鑑も承っております。ぜひご注文下さい。

梅の小枝印に関するお問い合わせは、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)で。