東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

〒198-0041 東京都青梅市勝沼3丁目111
TEL:0428-22-4461
営業時間:月~金 9:00~19:00/土 9:00~12:00
定休日:日曜・祝日

2020.12.17

その他

12/17「アサココ」で当店の篆刻体験教室が紹介されました!

2020年12月17日(木曜日)の「アサココ」(多摩地域のタウン誌)に、当店の篆刻体験教室が紹介されました。朝日新聞と一緒に配布されています。

(アサココのホームページはこちら

文章は以下のとおりです。

「今だからこそ ハンコづくりに挑戦」
青梅市で篆刻教室

 新型コロナ感染拡大でリモートワー クが進み政府は「契約書のハンコ不要」を推奨。その一方で、篆刻(てんこく)という自分仕様のオリジナルハンコを作って、絵手紙や年賀状に押して楽しむ人も増えている。青梅市にある竹田印店ではハンコの一種である篆刻を彫る教室を定期的に開催している。

「親子でハンコ文化の継承に努める」
 竹田印店(青梅市勝沼3-111 )は創業90年の老舗。2代目の竹田茂さん(92)が現役で印章を彫り、次女の夫・阿部宏さん(60)が店頭販売を担う。書体、サイズ見本を見せてオーダー内容を決めていく。閉店する印店が続く中、3代目を継ぐ阿部さんは国家資格の技能資格合格を目指している。「世界に誇れる日本のハンコ技術です。その多様性と味わい深さを広めたい」という。

「石は柔らかく、彫りやすい」
 篆刻とは石のハンコを篆書体(てんしょたい)で彫るることをいう。実印とは異なり、掛け軸や書道、絵手紙のアクセントに押されたりしている。
 講師は日本篆刻の第一人者の間宮壽石さん(83)がつとめる。初心者である男性1人と、女性3人(1人は経験者)が受講した。
 まず石をえらび、文字を決める。ハンコは鏡文字のため、初心者には間宮先生が、石に彫る文字を墨で入れてくれる。その墨にそって、鉄筆で彫っていく。石は柔らかく彫りやすいが、曲線が意外と難しい。「刀を押すようにして、彫り込んでいくといいですよ」と間宮先生。
 20分ほどで彫りあがった。仕上げは、印泥(朱肉)に付けて自分の作った印を押す。どの受講生の顔も達成感で輝いていた。

「人生の節目には使いたい」
 ハンコ不要論について参加者は「デジタル時代だからこそ、篆刻はアナログで静かに集中する時間が心地いい」「実務的な認印は時代の流れでなくなっても良いが、婚姻届、出産届など人生の大切な節目にはハンコを押す習慣はなくなってほしくない」と。
「ハンコの使われ方は時代と共に変わっていきますが、ハンコに対する信用・親しみ、日本独自の文化として大切にしたいという気持ちは多くの日本人が持っていると思います」と阿部さん。

■「篆刻体験教室」毎月第1土曜日、第3水曜日。ただし1月に限り1月9日 (第2土曜日)、1月20日(第3水曜日)。10時半~12時、参加費は1人1 回1000円+石代(600円~)。

ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。

取材にご協力いただいたお客様、ありがとうございました。