5/6 篆刻体験教室の様子

5/2-3は、4年ぶりの青梅大祭で青梅の街が久しぶりに活気づきました。その時の山車の写真3枚をご覧いただきます。全て筆者が撮ったものです。当店の所在地は青梅市勝沼町で、勝沼町の山車は彫刻が素晴らしいので有名です。お祭りには間宮先生ご夫妻も見学に来られて、楽しんで行かれました。

その賑わいが一段落したところで、5/6(土)の篆刻体験教室が行われました。参加人数は午前４名、午後５名の合計9名です。今回の特徴は初めて参加された方が５名と多かったです。

今日の作品は、サイズが大きいほうから21mm朱文「漢字2文字」が1個、18mm白文「漢字1文字」が1個、15mm白文「漢字4文字」が1個、15mm白文「漢字2文字」が1個、15mm白文「漢字1文字」が4個、9mm白文「ひらがな3文字」が1個でした。
通常、初心者の方には1文字を彫ることをお勧めしますが、今回は初めての方で漢字4文字を彫りたいという希望がありましたので、大丈夫かなと思いながら間宮先生に字入れをしていただきました。しかし、結果は「案ずるより産むが易し」。時間内にしっかりと白文4文字を彫ることが出来ました。

また小学6年生のお子さんがお母さんに連れられて参加しました。6年生は12歳なので今年「卯年」の年男・年女です。上手に「卯」の字を彫っていました。

ところで、このごろ印材の青田石が値上がりして、なおかつ品質が下がっているのではないかと感じられることがあります。以前は硬い成分が入っているという事はほとんどなかったのですが、このごろ数が増えてきたようです。硬いところは鉄筆が全く進まないのでお手上げです。印面を削ろうとしてもその部分は硬いので削ることができず盛り上がってしまいます。この場合はあきらめて別の印材に交換しましょう。

また目に見えないひびが入っていて彫り終わった後にひびが割れるという事もあります。割れてしまった場合は、瞬間接着剤で補修すれば大丈夫です。石でもちゃんとくっつきます。印面が欠けてしまった場合でも断面がきれいな場合は瞬間接着剤で元にに戻すことができます。ぜひお試しください。なお、接着剤を付けすぎると、はみ出してしまうので、少なめにつけるのがコツです。はみ出した接着剤を取り除くのは難しいんです。（マニキュアを落とす除光液(アセトン含有のもの)で落とせるそうですが、まだ試してません）

次回5/13は満席なので、またにぎやかに楽しく篆刻を行いたいと思います。

最後に、注意をひとつ！
当店の入り口付近にツバメが巣を作っています。現在、子育ての真っ最中です。このため入口の少し横にツバメのフンが落ちていますので、ご注意ください。

篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話（0428-22-4461）でお申込み・お問い合わせください。初心者大歓迎です。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。