東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店

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2023.03.16

イベント情報

3/11 篆刻体験教室の様子

2023年3月11日(土)の篆刻体験教室の様子をお知らせします。先週と同様に3/11は午前も午後も満席で参加人数は合計10名でした。新規参加は3名でした。姉妹で参加されたご婦人たちがいらっしゃいました。姉妹で一緒に参加してくださるとは、本当に嬉しいです。結婚して子育てもひと段落して、篆刻を趣味で始めるのも良いですよね。

3/11 午前クラスの様子
3/11 午後クラスの様子

今日の作品は、大きなサイズが多かったのが特徴です。24mm白文「漢字4文字」が2個、24mm白文「漢字2文字」が1個、21mm白文「漢字4文字」が3個、15mm朱文「漢字3文字」が1個、15ミリ朱文「漢字1文字」が1個、15mm白文「漢字1文字」が1個、10mm朱文「漢字1文字」が1個でした。大きいものは1回のクラスでは完成できないこともあり、次回へ継続が5個ありました。また前回から彫っている住所印も24x50mmのサイズで朱文の細かい作業のため、今回終わらず次回に継続となりました。

陶芸用落款印

今回の参加者のなかに趣味で陶芸を始めたという方がいらっしゃいました。陶器にも落款印を捺します。陶芸用落款印は、プロの方も使われています。
(針のようなもので土に直接サインを刻む方法もあります。)

市販のものは柘植の木やアクリルなどの樹脂で作ることが多いようですが、石で彫ると捺したときに土離れがよく、水洗いもできるので魅力的ですね。石なので経年劣化もありません。陶芸には落款印だけでなく、スタンプとして模様を付けることもできます。陶印(窯印)とも言います。

陶芸用篆刻印にも朱文と白文があります。朱文は土に押したときに文字の部分がくぼみになります。白文は土に捺したときに文字の部分が盛り上がるようになります。一般的には、朱文が多いようです。

ただし、陶芸用落款印を彫るには高度な技術が必要となります。通常の落款印は表面に朱肉を付けて捺すので、彫った底がでこぼこでも構いませんが、陶芸用落款印は底を同じ深さで平らに彫らないといけません。土に捺したときに高さがそろわずでこぼこになって文字がきれいに映らないからです。文字の縁はきれいに斜めに彫らないと捺したときの土離れが悪くなってしまいます。

業者に頼むと、字数に制限があったり、大きさに制限があったり、何よりも気に入った字にならなかったり、色々不満がありますが、自分で彫るなら何の制限もありません。当店の篆刻教室で何回か練習をすれば、きっと自分の満足のいく落款印を彫ることができるようになります。

でも自信がない人は、間宮先生に篆刻を依頼することもできます。素晴らしい出来栄えにきっと満足されると思います。篆刻教室の生徒さんには特別割引きでご提供いたします。

篆刻体験教室に参加してみたい方は、 ホームページの「お問い合わせ」、または電話(0428-22-4461)でお申込み・お問い合わせください。初心者大歓迎です。
1回でも、何回でも参加できます。開催スケジュールはこちらでご確認ください。