東京都青梅市の印鑑・はんこ専門店
2023.01.05
イベント情報2022年11月25日(金)青梅市立泉中学校1年生5名が校外学習の一環で当店を訪問してくれました。
校外学習の協力をするのは3年ぶりです。令和元年(2019年)に青梅市立第四小学校の2年生が生活科見学ということで訪問して以来です。(その時の児童が5年生になっていて、先日の青梅産業観光まつりの会場で当店を再び訪ねてくれるという、とてもうれしい出会いがありました)
今回の中学生たちのテーマは「青梅の伝統産業」ということで、生徒自身が古くから青梅市で営業している当店に関心を持ち、訪問先に選んだとのことです。
当店は「竹田印店について」でも記載していますが、昭和5年(1930年)に青梅市御岳で開業して以来、今年で92年目になります。
中学生はハンコを自分で使うことは少ないので、説明することが初めてのことばかりの様でした。
例えば、
1.ハンコの種類
実印、銀行印、認印、訂正印、会社代表者印、会社角印など。
2.ハンコのサイズ
実印>銀行印>認印の順に適切なサイズがあること。
3.ハンコの材質
最高級の象牙から安価な柘植まで。
最近は彩樺という木質系のエコ印材があること。
→生徒たちは水晶のはんこを見て驚いていました。
→象牙は白くてきれいだという感想でした。
4.ハンコの書体
篆書は秦の始皇帝が中国を統一したときに統一された漢字で、公式な書面で使用される。
日本の紙幣に押されているハンコも篆書体。
→生徒たちは紙幣にハンコが押されていることを知らなかったそうです。
そのほかパスポート、切手など多くの場面で使用されている。
篆書から行書、草書、楷書、隷書などが作られた。
日本独自の文字で古印体や吉相体(八方体)もある。
その他、青梅の良いところ、仕事の大変なところ、販売のための工夫、伝統技術の継承、などについて生徒からの質問に答えました。
こけしはんこや梅の小枝印にも関心を持ってもらえたようです。
時間があっという間に過ぎて、1時間の予定でしたが15分ほどオーバーして終了しました。
中学生は初々しく、写真を撮りたいとお願いしたらみんなで笑顔でピースしてくれました。(残念ですがそのときの写真は掲載できません。)
振り返ってみると、久しぶりに中学生と会話したように思います。
未来を担う若者に日本のはんこ文化の伝統を大切に思ってもらえることを祈っています。
こけしはんこや梅の小枝印は、HPお問い合せ、または 電話(0428-22-4461) からも、お問い合せ・お申込みができます。
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